【三波川西小学校】今もなお地元で愛される木造廃校の桜と花々が美しい@群馬県藤岡市

今回は藤岡市の三波川沿いにある三波川西小学校は、閉校となってから25年の歳月が流れる廃校です。毎回、桜の木があるのかそして咲いているのかドキドキしながら訪れるのですが、今回もノスタルジックな雰囲気が漂う、木造校舎と桜の美しい風景をみることができたので、ご紹介したいと思います。

ロケーションと歴史

三波川西小学校は、桜山公園の入り口から車で10分ほど、藤岡市旧鬼石町の山間を流れる三波川沿いに佇んでいます。少し細いところのある道を通るので、少々ドキドキしながらアクセスしましたが、悪路ではなくホッと胸を撫で下ろしました。

学校の近くの集落では春の花が咲き誇り、どこか懐かしさを感じる里山の風景が広がります。

校庭と校舎は道路よりも一段高い石垣の上にあります。

三波川西小学校は、1875年(明治8年)1月に誕生し、1954年(昭和29年)の三波川西小学校に改名、そして1999年(平成11年)惜しまれつつ閉校した歴史のある学校です。

桜と花々が彩るノスタルジックな木造校舎

三波川西小学校がこちら。

広い校庭の向こう側、石垣の上に茶色を貴重とした校舎が立っています。

中に立ち入っていいのかわからず、たまたま近くにいらっしゃった地域の方にお伺いしてからお邪魔しました。

現在は地域の避難所になっているとのことですが、創立が明治なのにお手入れがされているからなのか、地元の人にとても愛され、大切にされているのがひしひしと伝わってきました。

桜のシーズンとしては4〜5日遅かったかもしれませんが、葉桜になりかけの桜と紫色の花と木造校舎の共演が美しい光景を見せてくれました。

ペンギン?やワニ?の石像も春の訪れを喜んでいるかのよう。

この学校の卒業生の方にもこの風景が届きますように!

訪問日:2024年4月14日

三波川西小学校の詳細情報

住所:群馬県藤岡市三波川2574-4

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