【洲崎神社】海の見えるパワースポット!ご利益は厄除・開運・五穀豊穣@千葉県館山市
千葉県館山市といえば、海と風光明媚な風景を共演できるエリア。ここに鎮座する洲崎神社は、由緒ある名社の一つですが、知る人ぞ知る海の見える鳥居が3つもある絶景パワースポットでもあります。
さまざまなご利益があり、絶景も楽しめる名社はヒーリングにもピッタリ。海好きな絶景マニアもそうでない人にもぜひ訪れてほしい海の見えるパワースポットです。
ロケーションとアクセス

千葉県館山市洲崎にある標高20mの御手洗山に鎮座する洲崎神社。目の前には雄大な相模湾と、彼方には富士山を一望できる風光明媚なロケーションが広がります。
古くから氏子に厚い信仰を受けてきたため、神社西側の斜面は伐採などが行われず手付かずの原生林が広がり、洲崎神社自然林や神社山とも呼ばれているのだそう。
富津館山道路の富津ICから車で25分ほどでアクセスできます。
由緒創建
洲崎神社の歴史は古く神武天皇の頃、安房忌部一族の祖、天富命(あめのとみのみこと)が房総半島を開拓した際に、日本産業の総祖神として崇められる天比理刀咩命(あまのひりとめのみこと)を祀ったのが始まりと言われています。
平安時代の延喜式神名帳に「式内大社后神 天比理刀咩命神社」と記され、元の名を「洲ノ神(すのさきのかみ)と称されていました。
石橋山の戦いに敗れた源頼朝が1180年に源氏の祈願のため参籠し、1182年に奉幣使を派遣し妻政子の安産を祈願、神田を奉納しました。
室町時代には神田明神の八雲神社、品川、神奈川の数社に分霊も勧請されています。成田市に鎮座する熊野神社の境内にある「六十六社石碑」には一宮の名前が四方に掘られていますが、安房国一宮として、洲崎神社の名前も見られ、時代古くから広く厚い信仰を受けてきました。
江戸時代後期には「安房一宮洲崎大明神」の扁額も奉納されています。
御祭神・ご利益

主神は天比理乃咩命、相殿神は天太玉命・天富命が祀られ、安産・航海安全・豊魚・五穀豊穣・厄除開運・交通安全・厄除開運などのご利益があるとされています。
また源頼朝にあやかり、再起・再興の神様としても崇められています。
海の見えるパワースポット参拝とその絶景

洲崎神社の大鳥居をくぐると隋身門とその向こう側に厄祓坂と呼ばれる石段の参道が目に飛び込んできます。手水舎で清め、挑みます。

一つ目の絶景は、厄祓坂から海側を眺めると巡り合うことができます。鳥居と大海原の共演、感動の風景です。傾斜のある石段を登れば厄祓のご利益が得られること間違いなし!と心して登ります。

拝殿・本殿。


拝殿右手に鎮座する金比羅神社と長宮。

拝殿向かって左手には稲荷神社が鎮座。
お参りが済んだら、稲荷神社の先にある道を下ります。

待っていてくれたのが、二つ目の絶景である「富士見鳥居」。白い鳥居と海の感動の風景が目の前に現れます。空気の澄んだ日にはこちらからも富士山が見えるのだそうですよ。鐘があるので、鳴らして祈願します。

そして三つ目の絶景は、大鳥居から道を渡り、洲崎海岸方面へ歩くこと3分ほど。浜鳥居の向こう側に青い海が広がります。

さらに四つ目の絶景は、洲崎海岸の御神石に寄り添う鳥居。御神石は阿呍の石と呼ばれ、一つは横須賀市吉井に飛んでいったという伝説があります。

近くには鐘と休憩スポットがあり、海と鳥居の絶景を眺めながらのんびりできますよ。
御朱印を賜る

洲崎神社では書置きと直書きの御朱印を賜れます。直書きの御朱印は力強さも感じます。参拝の証に御朱印をいただいてみてはいかがでしょうか?
洲崎神社の詳細情報
住所:千葉県館山市洲崎1344
電話:0470-29-0713
駐車場:あり 無料
アクセス:車 富津館山自動車道 富浦ICより約25分