【東野牧小学校】木造廃校と桜の共演がノスタルジックな風情を醸し出す@群馬県甘楽郡
桜咲く木造廃校の風情を求めて、群馬の下仁田町へ。広い校庭の先にかつての賑わいを秘めて密かに佇む木造廃校と、それを彩るかのように桜が咲いていました。手軽にアクセスできる木造廃校の桜をご紹介しましょう。
ロケーションと歴史

群馬県甘楽郡下仁田町の「東野牧小学校」は下仁田町の中心部から長野県佐久市へ抜ける国道254号、おかだ茶屋の右手の細い路地を曲がったところにあります。

1955年(昭和30年)に小坂小学校西分校として開校しました。その後、1964年(昭和39年)に東野牧小学校へ、1985年(昭和60年)に小坂小学校・北小学校・東野牧小学校が統合し、惜しまれつつも廃校となりました。

木造廃校の桜をご覧あれ!

国道から民家のある細い道を車で数100メートル進むと、東野牧小学校の校門が見えてきます。地元の方によると校門の内側まで車で乗り入れることができるそう。
門をくぐるやいやな、木造のなつかしさあふれる校舎が目に飛び込んできます。


そして右手を見ると、桜が咲き誇っています。


校舎に近づいてみると、二宮金次郎像も佇んでいます。

広い校庭に椅子がぽつんと一つ置かれ、廃校の風情をかもしだしていました。
そして、訪問時にたまたま、学校のチャイムがなり、ノスタルジックな空気が流れました。
この学校で学んだたくさんの卒業生の方にもこの桜を見てほしい、そんな気持ちが溢れました。
(2024年4月6日に訪問)
東野牧小学校の詳細情報
住所: