【小中大滝】紅葉シーズンに訪れたい!スリルあふれる秘境の絶景滝@群馬県みどり市
山々に囲まれる群馬県は自然が溢れ、秋の紅葉シーズンには様々な場所で紅葉を楽しめます。観光地として有名なスポットもたくさんあり、多くの見物客が足を運びますが、ここでは少しニッチな秘境の地にあり、特に紅葉シーズンに美しい姿を見せる小中大滝をご紹介しましょう。
みどり市小中地区の秘境の滝
今回の小中大滝は、栃木県足尾市から桐生市を抜ける国道122号から、赤城山の東麓の林道をぐんぐんと登っていくと、やがて右手に駐車場が現れます。その横には小中川の支流がせせらいでいます。
川にかかる木の橋を渡り対岸へ進み、岩場のハイキングコースを登って滝へアクセスします。
紅葉や春の桜などのシーズンには観光客やカメラマンやハイカーの姿が見られるスポットです。
遊歩道を進むとスリル満点のけさかけ橋現る!
ほんの少しだけ登山道のような岩場のハイキングコースを登ると、トンネルがあり、その先の真っ赤なつり橋が姿を現します。
その名も「けさかけ橋」。
51mの長さで最大傾斜が44度という急な吊り橋は階段になっている部分もあり、スリル満点です。
この橋は、弘法大師が戒めのために和尚にお経を唱えるように伝え、日光へ出かけ、帰りにこの地に戻ると、和尚がお経を唱える姿のまま亡くなっていたので、袈裟をかけたという言い伝えから「けさかけ橋」の名前の由来なのだそう。
橋が袈裟をかけたような形をしているから、というわけではないようです。
木々の合間から雄大な流れを眺望できる小中大滝
少し色づいた木々の合間から見える、こちらが小中大滝、その落差は96mの滝です。
けさかけ橋からも滝を見ることが出来ますが、対岸には展望スポットから雄大な姿がみられます。
陽が入る午前中に訪れると、このような風景を眺望出来ます。
紅葉が見頃を迎えれば、さらに美しい滝と風景を楽しむことが出来ますよ。
紅葉の見頃は例年10月下旬から11月上旬とのことです。
小中大滝の詳細情報
住所:群馬県みどり市東町小中
電話:0277-46-7289(みどり市観光協会)
駐車場:あり 無料
アクセス:車 北関東自動車道太田藪塚ICより約1時間