【白駒池】まるでジブリような苔と原生林の先にある神秘の湖!@長野県佐久穂町

場所は長野県に聳える北八ヶ岳、ここに神秘的な雰囲気が漂う白駒池があり、観光客やトレッキング、キャンプなどにも人気のスポット。苔がたくさん生え、まるでジブリのような世界を織りなします。苔と原生林が織りなす絶景の白駒池を訪れてみました。

標高2,000m越え日本最大の天然湖

白駒の池は標高2,100mを超える北八ヶ岳に位置する天然の湖の中でも日本で一番大きな湖です。

周辺には原生林が茂り、そこから流れ出る天然水が湖を一杯に満たしてくれます。澄んだ水の中では水草が揺れる姿をみることができます。

駐車場から池まで歩いて15分ほどなので気軽にアクセスできますよ。

登山やトレッキングの出発点

白駒の池近くには高見石や北八ヶ岳の登山への出発点にもなっています。山小屋やキャンプ場もあるので、登山者やトレッキングを楽しむ人が多く訪れます。なのでシーズンには駐車場は朝から混雑しますので、渋滞覚悟か早めの時間に到着するといいかもしれません。

幻想的な光景広がる苔の森

池まで続く遊歩道周辺には500種類近くもの苔がみられ、幻想的な光景を放ちます。

まるでジブリの世界のように遊歩道周辺を埋め尽くします。この一帯が苔の名所なのだそうですが、さらに多くの苔を求めて、道のない山に入ってしまうと遭難する恐れがあるのでご注意を。

白駒池の絶景を巡ってみた

駐車場からすぐそばにある白駒池の入り口。ここから白駒池を一周できる遊歩道が続いています。木道になっていて、その周辺には原生林が神秘的な雰囲気を漂わせています。

まずは青苔荘を目指してみます。

奥へ進んでいくと、キノコや苔の姿も見られます。ジブリの世界に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。木漏れ日がほんの少し差し込む緑の世界はとても空気が澄んでいて、下界はまだ夏なのに、日が陰ると寒ささえ感じるほど。

少しがたついた木道を足元に気を付けて歩いていくと、白駒池に到着します。

まるで山小屋のような白駒荘には飲み物もあり食事もできるので、散策の途中で気軽に休憩が取れます。

池の方に近づいてみるとさすが高地にある天然の湖、見たことのないような水草が池の底を漂っています。人の手が入っていないことが良くわかります。

澄んだ池の水がとても幻想的で絶景を織りなすのでした。

来た道を戻り、今度は白駒荘を目指してみます。

先ほどの白駒荘ルートとはまた異なり、苔が少なく木々が茂っています。遊歩道の途中には東屋があり、ここからの眺望は格別。

今回は雨の為白駒荘まではたどり着けませんでしたが、壮大なスケールの白駒池とその周辺の散策を堪能できました。次回足を運ぶことがあれば、池を一周してみたいと思います。その時はまたレポートを。

白駒池詳細情報

住所:長野県南佐久郡佐久穂町八郡メルヘン街道

問合せ先:0267-86-1553(佐久穂町観光協会)

アクセス:車 

佐久穂町観光協会HP