【車山神社】一生に1度は見てほしい! 天空のパワースポットと高原の絶景@長野県諏訪市
長野県に位置する霧ケ峰高原の車山山頂には車山神社があり、絶景を眺望できるパワースポット。お天気によっては朝日や雲海そして夕日も見ることができます。神社とともに美しい風景を堪能できる、一生のうちに一度はみてみたい天空のパワースポット車山神社をご紹介しましょう。
車山神社のロケーション
本州のほぼ真ん中に位置する長野県八ヶ岳中信高原国定公園にある日本百名山の一つ霧ヶ峰の最高峰で標高1,925mの車山の頂上に車山神社があります。
この一体は安山岩や火山の活動で平らな台地となった火山高原。蓼科山や白樺湖、霧ヶ峰・美ヶ原高原といった茅野から蓼科高原、美ヶ原までビーナスラインが走り、その中でも車山は一番美しい高原として知られています。霧ヶ峰湿原植物群落として名勝天然記念物にも指定されているのですよ。
四季折々の自然を堪能できる
車山や霧ヶ峰高原では四季折々の自然を楽しめます。
5月中旬にはキジムシロやショウジョウバカマ、すみれやスズラン、6月にはレンゲツツジ。夏にはアカバナシモツケソウやヤナギラン、コオニユリ、ニッコウキスゲなど。そして秋にはマツムシソウやリンドウなど四季折々の花や高山植物を楽しめます。
また、紅葉シーズンになると、ススキが美しいスポットとしても有名。その年の気候によっても異なりますが、草原を埋め尽くす黄金のススキが見られ、朝日や夕日にきらめく圧巻の光景が広がります。
ススキの見頃:10月中旬~11月上旬(気候によって異なる)
また冬場にはスキー場も開設されウインタースポーツを存分に楽しめます。興味のある方は書き公式サイトをチェックしてみてくださいね!
車山神社へのアクセス
登山道のような遊歩道が充実する車山ですが、頂上にある神社へ行くには、麓にある車山高原SKYPARK RESORTから夏山リフトに乗り楽々登る方法と、その反対側の車山肩から徒歩で登る2つのパターンがオススメ。リフトはスカイライナーとスカイパノラマ2つを乗り継ぎ、およそ片道15分。歩いても登れますが、2km弱1時間半程度かかります。
そして車山肩からは、徒歩になりますが40分程度でアクセスできます。今回はこの車山肩から徒歩で頂上を目指しました。
石がゴロゴロ転がる遊歩道はなだらかで初心者でもトレッキング気分を楽しめます。遊歩道がおわりに近づくと気象レーダー観測所が見えてきます。
初心者なので40分ほどの時間を要しました。
こちらが山頂。
霧が晴れると眼下には絶景が広がります。
天空のパワースポットと山頂からの絶景
こちらが車山神社の天空の鳥居。
鳥居をくぐると天空の御柱が佇み、その先に本尊が祀られています。
天空のパワースポット、神様に近い神社と称されるという名にぴったりの場所には旅の安全とともに心眼成就祈願で足を運ぶ参拝者が多く訪れます。
御柱の先からリフト搭乗口の方へ進んでいくと、大きなフォトスポットがあります。背後の景色が抜群なので、記念写真にもぴったり。
そしてその先に向かうと、幸せの鐘があり、その背後には白樺湖などの景色を眺望できます。
この鐘、神戸の結婚式場に設置されるはずでしたが、阪神淡路大震災で取り付けができなくなり、この車山に設置されたのだそう。素敵なお話ですね!
夕日も抜群に美しい車山山頂。
夜には眼下に広がる街並みの夜景や星空も美しく煌めきます。
運が良ければ美しい月と鳥居のコラボも見られますよ。
鳥居と夜景そして月。
夏山リフトで登っても、帰り道は徒歩での下山になるので・・・気象状況の良い時をオススメします。山の天気は急変するので、くれぐれもご注意ください、そして・・自己責任です。
ちなみに筆者が足を運んだ際昼間は晴れていましたが、あっという間に霧に包まれ、帰り道暗闇の中ライトを頼りに大慌てで車山肩方面へ下山しました。
車山神社の由緒創建・御祭神
昭和の初め、地元の北大塩区によって「山の安全を祈願する神社」が建立され、山の神様である「大山祇命(おおやまみつのみこと)」が祀られ、山の鎮守として、訪れる人々の安全を見守り続けていただいています。
この神社は、日本百名山・霧ヶ峰の最高峰、標高1925mの車山山頂という神秘的な高地にあることから「天空の社」として親しまれて来ました。
夏の観光客、冬のスキーヤーなど、1年を通して賑わう車山神社には「空に近い神社」、「神様に近い神社」として、旅の安全のみならず、様々な願いが叶うと熱心に参拝される方が多くいらっしゃいます。
あなたの願い事が叶いますように。
案内板より。
天空の社は神秘的で神聖なる場所。絶景とともに様々な願いを持って多くの人が参拝に足を運ぶ人気のスポットです。
車山神社スポット情報
住所:長野県諏訪市四賀霧が峰