【玉原湿原】遊歩道の先に広がる湿原の絶景@群馬県沼田市
群馬県沼田市の山間部にある玉原湿原は、春はミズバショウ、秋には紅葉が美しいエリアとして知られ、ハイキングがてら四季折々の自然が楽しめる風光明媚なスポットです。玉原ラベンダーパークからもほど近い場所にある、玉原湿原を訪れてみたので、魅力をご紹介しましょう。
武尊山麓にある玉原高原
日本百名山の一つで標高2,158mの武尊山麓の南側に、玉原湿原は位置します。この周辺は寒冷で豪雪地帯であるため、日本海型のブナが生い茂り、関東でも有数のブナの森として知られています。
ハイキングコースも充実し、「森の博物館玉原」ではガイドツアーも行っています。
目指すは玉原センターハウス
玉原湿原は県道266号を玉原湖やラベンダーパークへの入り口を通り過ぎた先、県道の最終地点にある玉原センターハウスを目指します。
広い駐車場のあるセンターハウスには自販機やコインロッカーがあります。また休憩やトイレの利用ができるので、登山やハイキングに便利ですよ。
紅葉が散りばめられた遊歩道を歩く
センターハウス横から続く玉原高原遊歩道を歩き、湿原を目指します。
ブナが生い茂る遊歩道には、落葉した色鮮やかな葉っぱがまるで絨毯のように敷き詰められています。
道は舗装されているので歩きやすいですよ。歩くこと10分ほどで湿原へ続く木道の入り口へ到着します。
小尾瀬といわれる玉原湿原の秋の絶景
木道の入り口から5分も歩かずに湿原へ到着。
目の前に広がる玉原湿原は圧巻の光景です。黄金色に染まった草紅葉とその奥に紅葉するブナなどの木々が相まって、美しい光景を放ちます。
木道は湿原を周遊するものではなく、どちらかというと湿原眺望スポットといったイメージ、最短で3〜4分ほどでめぐることがます。眺望の良い場所に展望スポットもあるので、ぜひそこからも眺めてみてくださいね。
熊などの動物がでると注意喚起がありましたので、鈴などを持ってお出かけください。
ちなみに、玉原湿原は春にはミズバショウなどがみられ、尾瀬のような風景が広がることから「小尾瀬」ともいわれています。 「未来に残したい草原の里100選」にも選ばれる美しいブナの森と湿原。秋には草紅葉が美しいことでも有名なのですよ。
玉原湿原の詳細情報
住所:群馬県沼田市上発知町玉原高原
電話:0278-23-9507
営業期間:4月下旬〜11月上旬
定休日:木曜日(沼田市観光協会情報提供)
駐車場:あり
アクセス:車 関越自動車道沼田ICより約35分