【石井(いわい)神社】日本海を臨む絶景を織りなす天空のパワースポット@新潟県出雲崎町

ふとSNSで見つけた天空の鳥居、その背後になんと海が見えるではないか!調べたところなんと新潟県ではないか!ということで訪れてみたら、感動の絶景が待ち受けていました。

ロケーション

場所は新潟県三島郡出雲崎町、日本海に面した風光明媚なエリアで、近くには直売所などを兼ね揃えた道の駅的施設「天領の里」など観光客に人気のスポットもあります。

江戸時代に徳川幕府の直轄地だった周辺一帯は佐渡への船が寄港し宿場町としても栄えました。ここには2万人もの人が住んでいて、間口が狭く奥行きのある妻入り家屋が連なり、今でもその街並みが残されています。

その出雲崎で海を望む高台に今回訪れた石井(いわい)神社があり、古くから町の人に崇められています。

参考:https://www.izumozaki.net/tourism/hokkokukaido/

由緒・創建

創建は確かではありませんが、神話の時代に大国主命(オオクニヌシノミコト)が佐渡を平定しようとしましたが船がなく、石の井戸で水を汲み、幕と一晩で十二本の大樹が繁りました。

その木で船を作り佐渡へ渡り平定、その際に魚たちが船を守ってくれていたのでこの地に神社を建て、海を守ってくれる神様を祀ったのだそう。

ご祭神やご利益

大国主命が祀られている石井神社は、国造り・農業・商業・医療の神として崇められ、産業発展・商売繁盛・航海守護などのご利益があるとされています。また大国主命は出雲大社の御祭神であることから縁結びのご利益も有名。

石井神社では1690年より続く海上安全祈願祭も行われ、現在は出雲崎大祭と名前がかわり、6月17・18日に神輿が周辺一帯を練り歩く、伝統的な行事の一つです。

いざ神社へ参拝!絶景広がる境内

近くのいずもざき海遊広場の駐車場に車をとめ、街並みを眺めながらアクセスします。途中には良寛誕生の地「良寛堂」もあり。

歩くこと10分ほどで住吉神社に到着するのでまずは参拝。

お隣にある長く勾配のある石段を上っていくと石井神社の鳥居が見えてきます。

そして鳥居をくぐると眼下に出雲崎と日本海、そして水平線が広がり絶景を織りなします。

「天空のパワースポット」

そんな言葉がぴったり。訪れた日は晴れでしたが、風の強い日も雪の日もあるでしょう。

そんな中毎日この地を見守ってくれている石井神社。

絶景を動画でどうぞ!

こちらが歴史を感じる拝殿。凛とした空気が流れます。

また境内には古峯社などもあり。参拝後に絶景を堪能して、天空のパワースポットを後にしたのでした。

草むしりをされている方がいて地元の人に愛されている神社なのだと肌で感じました。

朝陽とは逆の西側を向いていますが、日の出前後には空が薄いピンクに染まる「ピンクベルト」がみられることもあり、淡い風景を見ることもできますよ。

人生と一緒で、こんなお天気とコンディションの良い時ばかりではないかもしれませんが、一度は訪れてみてほしい絶景が広がる天空のパワースポットです。

石井神社の詳細情報

住所:新潟県三島郡出雲崎町大字石井町

電話:0258−78−2291(出雲崎町産業観光課)

営業時間:24時間

アクセス:車 

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