【幻の洋梨 ルレクチェ】今が旬!レアな洋梨がジューシーで美味!@新潟特産物
11月下旬から12月中旬と短い期間に、旬を迎えるルレクチェ。新潟県以外ではあまりお店に並ばず、幻の洋梨と呼ばれています。一度は食べてみたい!と思いつつ、なかなかチャンスに恵まれませんでしたが、今回新潟市内のスーパーで入手し、ルレクチェを食べるという念願が叶いました。その美味しさを中心に誕生秘話などをご紹介しましょう。
誕生秘話と特徴
ルレクチェが新潟で作られるようになったのは、1902年に小池左右吉さんがロシアに旅をした際に洋梨と出会い、あまりに美味しいことから、栽培に乗り出したのだそう。
フランスからたくさんの苗木を取り寄せ、栽培を始めましたが、洋梨は和梨よりも病気などに弱く試行錯誤の連続だったとか。
温度管理などに苦労しながらも、長い歳月をかけてルレクチェの栽培に成功。西洋梨の中でも最高品質として讃えられ、新潟県のフード・ブランドとして認定されています。
栽培される地域
ルレクチェは新潟市内を中心に、周辺の加茂市や三条市そして佐渡市で栽培されています。
そして、国内のルレクチェの8割を新潟県産が占めているという、まさに新潟を代表するフルーツなのです。
収穫時期と食べごろ
実は10月中旬ごろに収穫されるルレクチェ。およそ40日ほど熟成させてから出荷されます。これは洋梨にとって大切な期間で「追熟」と呼ばれます。
収穫時には緑色ですが、食べごろになると美しい黄色に変化するのが特徴です。
食べごろは11月下旬から12月中旬、鮮やかな黄色がルレクチェの美味しさのサインなのですね。
桃と和梨の美味しさ凝縮したかのような味わい
とある新潟市内のスーパーで入手したルレクチェ。その美味しさに「あなたと出会えて幸せ!」と食べた瞬間からファンになりました。
桃のようなジューシーさと食感と、梨のようなシャキ食感もあり、不思議な舌触り。
上品な甘みの中に、少し酸味も感じられ、芳醇な味わいが口の中に広がります。
洋梨の代表格ラフランスほど甘さが強くなく、日本人の舌にあった、新潟を代表するフルーツです。
参考価格:2個 500円程度(税込)
ちなみにネット通販でも購入できますよ!
ルレクチェに関する問合せ先・詳細情報
新潟県農林水産部 食品流通課(販売戦略班 園芸品目担当)
電話:025−280−5305
参考