【佐潟公園】越冬する水鳥の美しい姿が圧巻@新潟県新潟市

新潟県は例年冬が近づくにつれて白鳥などの水鳥が寒さを凌ぐために飛来するスポットがたくさんありますが、今回はその中の一つ、新潟市にある佐潟公園に水鳥の姿を求めて訪れてみました。

新潟市西区にある佐潟公園

新潟市にある佐潟は佐渡・弥彦国定公園に位置する淡水湖。例年、冬が近づくと多くの渡り鳥が越冬のため、飛来してくることで有名なスポット。

1996年に佐渡がラムサール条約締結の地となったことから、佐渡に飛来する水鳥や湿地の保安などをはじめ、観察などを行う保護区の施設として、整備されたのだそう。

佐潟も水鳥をはじめ多くの水生植物が見られることから、ラムサール条約に登録された湿地の一つです。

水鳥や季節の花が見られる公園の概要

園内には佐潟水鳥・湿地センターや自然整体観察園、遊歩道や遊具広場などがあり、水鳥の観察や散策、お散歩などを楽しめます。

駐車場の前に湿地センター、その隣に水鳥を観察できるスポット、また自然生体観察園などもあります。

鴨をはじめオオコハクチョウやコハクチョウなどが見られ、その数は5,000羽前後、湖面を水鳥が覆うよう。10月〜11月頃から飛来するのだそうですよ。

四季折々の花が美しいことでも知られ、4月中旬〜5月初旬にはソメイヨシノ・ヤエザクラ、8月中旬にはハス、9月上旬にはオニバスなどがみられます。

白鳥観察してみた

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佐潟公園の7時前の様子。白鳥をはじめ鴨などの姿がたくさん見られます。

早朝に餌を探して飛び立ってしまう習性を持っているため、朝は日の出前後に訪れるといいかもしれませんね。

朝日にその姿を煌めかす白鳥もいれば、優雅に飛び立つ白鳥もあり。

美しい姿に時間を忘れ、見惚れていると少しずつ数が減っていることに気がついたのでした。

海賊船の沈没伝説もあり

昔この地は大入江で、海賊船が沈没していたという伝説があります。足を入れたら帆柱が泥中にあり、宝物を積んだ海賊船が埋まっているからではないか? といわれる理由なのだそう。

外側からは海賊船をみることはできず発掘も行われていないので、伝説として語り継がれているのだそう。ロマンがありますね。

施設情報

住所:新潟県新潟市西区赤塚5404-1

電話:025-264-3050

アクセス:車 北陸自動車道巻潟東インターより約30分

HP